12月18日成田空港から台北、新幹線で左営、高雄へ

まさか!のお二人様での団体旅行

成田空港について、指定の団体旅行の受付カウンターに行こうとしたら、何だか人気がまったくない。もしかして私たち二人しか行く人がいないの?旅行説明サイトにも最低催行人数二人と書いてあったけど。しばらく様子をみていたが矢張り誰も来ない。恐る恐る受付に向う。受付で「もしかしてこのツァー参加者は私たち二人だけなの?」と係りの人に聞くとそうだという。へぇー、よくそれで利益出せるね、と思ったが、団体行動が苦手な私にとってはありがたいことだった。

このツァーは台北と台南だけしか回らない。バスは使わないのでやや割高なのだろう。でも私は台湾が日本の新幹線を買ってくれたことにも感謝しているし、バスは嫌いだから気にならない。(一番能率的なのは飛行機で台北へ入って、台南から帰国する、または台南から入って、台北から帰国する旅程だけれど、躊躇している間にそのツァーは売り切れてしまった。成田でなく羽田から往復するツァーもあるけれど、決断が遅すぎて取れなかった。何しろ泥縄的旅行だったので。)

(最近の中国鉄道事故の際、台湾鉄道関係から日本の新幹線の機密が中国に漏洩していたことがわかったのはショックだった。今の台湾総統は香港出身なのと台湾資本が中国に資本を投下しすぎて抜き差しならぬ関係に陥っているのでこれからの台湾は左傾化していくだろう。((一握りの権力者が利益を独占している一党独裁国家に飲み込まれることが左傾化だなんてblack jokeもいいところだが))

冷戦下において現に存在する中華人民共和国を無視し、中国大陸をおわれ、台湾を武力で制圧した中華民国を第二次大戦の戦勝国として思えば一転して台湾に何の相談もなく(ベトナム戦争に行き詰ったためだといわれているが)中国と国交回復して梯子をはずす国。その国に逆らえない日本。本当にこの世は魑魅魍魎だらけだ。看板は立派だけどそれは醜い本音を隠すためのものであることが多い。

     

キャセイパシフィックには初めて乗った。 閑散とした待合室  新幹線は台北から台南へ(高雄まではまだ行っていない)
キャセイは東京ー台湾ー香港を巡回している。
台湾のガイドさんの話によるとキャセイはよく遅れるので、遅れの少ないエバーグリーンの方が評判がいいとのこと。
でも昔からある会社だし親近感をもっていたのだけれど・・・

機内はすいていた。食事はおいしいとは言いかねる。

桃園空港から新幹線へ、新幹線から高尾へ
台北の桃園空港へついたらガイドさんが迎えにきていて、空港から新幹線の駅まで車で連れていってくれ、新幹線の改札口まで付き添ってくれた。(切符も前もって買ってくれていた。)彼は60代くらいの人にみえたがとても流暢な日本語を話した。新幹線には私たちだけで乗り終点の左営でおりた。(新幹線はまだ高雄まで行っていない。)左営でおりたら別のガイドさんと運転手が待っていてくれた。何とベンツのワンボックスカーでのお迎え。(こんな豪華なことしてわりにあうのかなぁと心配した。ベンツのワンボックスにはシチリアでも乗ったけど。)

                
日本から初めて輸出された新幹線   案内は漢字で書かれている。  新幹線の切符           高雄の町 手前は市場

新幹線内では北京語、英語、客家語と旧来の台湾語の四つの言葉で案内が行われていた。ガイドさんの話では、その三種類の中国語の間にはほとんど共通性がないのでどれか一つだけで済ませるわけにはいかないそうだ。


 
旅 行 記
diario di viaggio
本でイタリア
dei libri
映画でイタリア
film italiani
音楽でイタリア
la musica
自作油絵
le mie pitture
食でイタリア
sui cibi
イタリア留学記
studio in Italia
基本知識
paragone























編集用のページ