アンカラ見学後飛行機でイスタンブールへ
この日ツァーの予定では黒海に近いサフランボルという古都を見学することになっていたが、私は連日の強行軍で腰痛が悪化したので団体行動をパスさせてもらい、連れ合いと二人でアンカラを見学した後アンカラ空港へ直行し、ツァーのお仲間と合流する事にした。
アンカラはトルコ共和国の首都だが、気候が悪く(夏は乾燥がひどく、冬には氷点下20度になるという。)、新しい町の常として計画的で、整然としているが面白みのない町だとされているようだけれど、私には結構興味深い町だった。
宿泊したホテルがアタチュルク廟の近くだったので10時頃ホテルを出て、まずそこへ行った。
@ A B C
写真の説明 アタチュルク廟-1
@アタチュルク廟: この廟の両側には独立戦争の資料館、博物館などがある。音響効果つきの生なましい展示だった。独立戦争時の死者は国民の四人に一人、250万人にのぼるという。
Aアタチュルクのお墓:遺骸がおさめられている。巨大な大理石で作られている。
B入り口から廟までは結構遠い。
C廟までの道の両側にはライオンの銅像が両側におかれている。
D E F G
写真の説明 アタチュルク廟-2
Dここにたどり着くまでに相当歩く。衛兵に話しかけたが返事無し。考えてみれば当然かも。彼はガイドではなく、廟の守衛だから。
Eアタチュルクの死を嘆く女性達の像。反対側には男性たちの像がある。トルコは日本より早く女性に参政権を与えた。
F衛兵の交代:陸・海・空軍の兵士達が花輪をささげた後交代する。トルコは徴兵制度を採用している。独立戦争を戦い抜いた国だから自営意識が高いのだろう。日本と異なり、他国と地続きの国で絶えず周辺国と交戦してきた国であるし。しかし、イスラム教徒の多い国なのにNATOに入っているところがなんとなくおかしい。共産主義に組しなかったのも異色だ。アタチュルクの冷徹な見識の故だと思うが。
G愛国教育の一環として学校単位で参拝に来る小学生達。この子達がまた人懐こくて私は知っている限りのトルコ語を駆使してお相手をした。トルコでは日本人が尊敬されているのでそれなりに振舞わなければね。
アンカラぶらぶら歩き
ホテルから駅へ行くための地下道には人が少なかった。トルコでは兵隊の人気が高いのか兵隊
グッズがやたらと売られていた。
アンカラ 午後の部へ