2度目のフィレンツェ

素敵な宿だけど、エアコンが・・

fieraにぶつかって、少し高い宿をとった。貴族の館を改造したホテルである。朝食は豪華でした。
でもエアコンが凄くうるさく、しかも余りきかない。窓をあけると蚊が入る。しかも夜更けまで
歌を歌いながら学生が歩くので窓はあけられない。でも、フィレンツェにいることの幸せでそんな
ことは帳消しになる。なんだかわからぬ虫にさされたけどがまん、がまん。

電話恐怖症の私は、アリタリアの支社まで歩く。あつい、暑い日。夏のフィレンツェはフライパンの
底にいるみたいだ。

「おーい」と言って30分

テアトロ・コムナーレのありかを
聞くと、すぐ近くだというので歩いてみたが、随分歩かされた。フィレンツェの人は日本の田舎の人の
ように足が丈夫なのかも知れない。これじゃ「オーイといって30分」の世界だよ〜。

Buon giorno の後が問題

昼日中だから道をたずねようにもほとんど人がいない。ソクラでスがきれた。やれやれ、またか!
一群のRagazzeがいた。決まり通り、Buon Giorno!と言った後ではたと考えた。今時珍しいワンピ
スタイルだ。一昔前の日本のお嬢様風。でもやけに背が高い。Signorinaと言ったら、うれしそうな
顔をして、道を教えてくれたが、喉仏が凄く大きい。

「こんにちわ」の後で、相手の性別とか、既婚か未婚かを素早く見抜かねばならない、あちらの挨拶法
はこう言うとき困る。人は誰しも着たい服を着て、なりたい自分になる権利があるのだから、戸籍に
とらわれずみえる通りの性別、結婚状態で敬称を奉るほかないか。

フィレンツェ五月音楽祭

5月音楽祭とはいいながら、実際には7月初めまで続く。バレーなどの舞踊もある。
Signori 広場で、RAIと組んだ無料のコンサートもある。クレジットカード利用に抵抗を感じない方は
日本からチケットを予約することもできる。サ イトはここです