歴史に関する本

 ★古代   「ローマ人の物語」  塩野七生著
私にはこの本が一番面白かった。民族、言語、宗教のことなる人々が一つの大帝国として共生できた理由や仕組みを明示し、示唆に富む。
   「ローマの歴史」

モンタネッリ著、藤沢道郎訳、中公文庫 
抱腹絶倒のローマ史、ふざけすぎているという批判がお堅い筋からわきおこったらしいが歴史を身近なものにさせた功績は大。コンスタンティヌス帝までを解説。

   「ある都市の伝記。ローマの歴史  クリストファー・ヒーバート著、朝日選書
著者はコンパクトな本にしたかったと思うが、相手がローマでは詰め込みになるのもいたしかたなし。(古い記憶なので書名が間違っているかも。)
    「ローマ帝国衰亡史」 ギボン著、中野良夫訳、筑摩書房
これはイギリス人だから書けたローマ史なのではないだろうか?有名な史書だが史実と異なる記述もあるようです。
   「背教者ユリアヌス」 辻邦生著:
数奇な運命をたどった哲学者皇帝。政治と宗教の関係を考えさせる本でもある。
 ★中世  「ローマ亡き後の地中海世界」 塩野七生著
暗黒といわれる西洋の中世がどのようなものであったか語る 
   「コンスタンチノープル陥落」  塩野七生著:異なる宗教、異なる社会制度の国の激突。これ以降イスラム教国が軍事面でも文化面でも西洋諸国を凌駕する。
   「レバントの海戦」 塩野七生著:
西洋キリスト教諸国の凋落を決定付けた海戦。以降の地中海はイスラム教国勢力の内海となる。 
   「ロードス島攻防記」  塩野七生著:
聖ヨハネ騎士団(後のマルタ騎士団)はイスラム教国の圧倒的兵力を相手にいかに戦ったか。
 ★ルネッサンス期    (私は塩野さんの大ファンなので、選考がかたよってしまいました。以下は全て塩野さんの作品です。)
   「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」 私はこれでイタリアにはまってしまいました。ダントツの面白さ 。これが西洋史の教科書だったらどんなに楽しかったか・・・
   「神の代理人」  中世を終わらせた法王の物語、西洋史の理解に役立つ 
   「愛の年代記」  Signoraのための童話集。悪夢をみてしまうような話も入っていますが。
    「ルネッサンスの女たち」 ・おしとやかだけでは生きていけなかった時代の淑女たちの様々な生き方、 
 ★近代
 「サイレント・マイノリティ」  何時の世にもいると思われる物言わぬ少数派。反動宗教改革で捉えられて脱獄した人の話がすごい。
   「サロメの乳母の話」  古代からルネッサンスまでのトピックスをまとめた。
     
 ★第二次大戦関係  「ムッソリーニを逮捕せよ。」 木村佑主 著:
明治維新に数年先だって、統一イタリアをつくりあげたイタリアが、ファッシズモにどういう風にまきこまれていったか、どの時点でナチスと手を切ろうとしたか。「一億玉砕」などと無責任なプロパガンダを垂れ流したお粗末な頭の軍人に牛耳られていた日本との違いがよく分かる。また、その発想の源も。  
   「 誰がムッソリーニを殺したか」  木村祐主著:
イタリア現代史およびイタリア人を理解する重要な資料です。ファシズムの評価は イタリアでも立場によって別れているみたいですが。マフィアを絶滅寸前まで追い詰め、カトリック教会をバチカンに押し込め、政経分離を果たした。
   「ある亡命家族の肖像」 朝日選書488 1925年 フランカ・マニャーニ著、斉藤ゆかり訳 :
 著者は二度の亡命生活を送っている。一度目はファシズモを逃れて国外へ(マルセーユ、チューリッヒ)
そして二度目はスターリン主義を逃れて亡命にも似た孤独な国内生活を余儀なくさせられる。この本はイタリア人の良心、勇気など見習うべき点を教えてくれる。


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