食事 


奥さんが事前に用意してくれた飲み物(コーヒーや紅茶)、パン、ジャム、バター及び果物を各自が都合のよい時間に食べ、食器を洗っておく。奥さんは原則として姿をみせない。私は冷え性なので朝蛋白質をとらないと体温が上がらない。だから近所の食料品店で生ハムやチーズを買い、果物屋で果物やトマト、ルッコラをかって添え、熱湯を沸かし、熱い紅茶に生姜糖をいれて栄養的にはほぼ完璧な食事をした。「郷に入れば郷に従え」というけれどこればかりは譲れない。

朝に濃いコーヒーを沢山飲むと胃がいたくなる。英国以外の欧州では紅茶が不味いという話を聞いたが、熱湯でいれれば結構美味しいものが飲めることを発見。これは毎日ボトルにつめて学校へももっていった。


初日に学校が斡旋するケーターリングを頼んでみたが美味しいと思えなかったので自分でビスケット(タオルミナのパンはまずい。)果物、紅茶、ツナ缶、トマトなどを組み合わせて食べていたが、初めて海岸におりて以来、そこのピザ屋さんやカポタオルミナホテルのバールで食べる事が多くなった。(14日のうち8回)

夕食
豪華で地方色豊か。寄宿生が友人を連れてくる時には特に。
物凄く大きなビンに入ったワインから始まって、食べきれない量の食事が供される。その場合には四階の宴会場で食べることが多い。
ドルチェとしてさまざまな果物が振舞われた。ワイン用のブドウとか石榴、熟柿なども食べさせてくれたし、以前から食べたかったサボテンの実(自分でかって来た)の食べ方も教えてくれた。

私が日本人という事で、魚介を使ったスパゲティも何度か食べさせてくれ、生のマリネも作ってくれた。彼は本当にお料理が上手で、臭みの全くないイカ墨スパゲッティ、きのこのスパゲッティなども絶品だった。生魚など真っ平ごめんといっていたスイス人の女の子もマリネを試食しておいしいとお代わりした。

食料品の値段
ただ、タオルミナは有名な観光地なので物価が高い。大家さんも買い物はジャルディーニ・ナクソスの市場まで買いに行くといっていた。
外食も安くはない。

食事時間の違い
午前中に二回軽い食事をする。朝食が軽すぎるから仕方ないでしょうね。お昼も13時30分過ぎないと食べられないし、夕食は8時過ぎが普通である。夕食はボリュームがあるので下手すると終わるのが10時近くなる。これは日本人にとっては恐怖である。到底食べられる量ではないし、翌朝にひびくから。朝の10時頃飲み物とビスケットまたはチョコレートを食べた。チョコレートはボリュームがあっておいしい。

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台所からエットナ山が見える
今日の朝食はチーズにトマト、パンに
紅茶、ヨーグルト。右側の紅茶は薄すぎ
てまずいので私は熱湯をわかして自分で
紅茶を作った。