2013/05/31 トロギール、スプリット(ディオクレティアヌス宮殿

ベネツィア共和国当時周りを城壁で囲まれていた島、トロギール島の入り口 上部に聖人像が置かれている中世人としては現実主義者だったヴェネツィア人もご利益を信じていたのか・・・
大聖堂 この辺の教会は古びている
板ガラスがなかった時代の吹きガラスを使った窓。窓枠にオリエントの雰囲気が。
アダムとイブ(イタリア風にいうとアダモとエバ)がライオンの背中に乗っている。ここから洗礼堂経由で鐘楼のてっぺんまで登れるが・・・昔の庶民は字が読めない人が多かったので聖書を読ませる(そもそも本が高くて手に入れることができない。)かわりに説教と視覚に頼って信仰を広めたらしいが。
自己責任で登るようにと書かれていた。
こういう条件下で登って怪我したとき旅行保険は有効なのか?
高所恐怖症にも拘らず、上る。でもなるべく下をみないで。高さに対する恐怖だけではなく、崩落の危険もストレスになる。
  それでも登ってしまうのは、馬鹿の高上りのせいばかりではなく町を一望のもと俯瞰できるからです。 
  町の有志が観光に一役。アカペラやってました。献金を集めていたようですけど。 
  キリスト教徒弾圧で有名なディオクレティアヌス帝の地下宮殿です。一時はゴミ捨て場になってしまったようですけど、今はお土産やさんなどが入っています。それにしても今でさえこれだけのものを造るのは大変だと思う。 
   当時の外壁も結構残っている。
この日は旅程のくみ方が悪くて(4時間もフリータイムがあった)時間を持て余した。

別にどうということもない家をスケッチしたりして時間をつぶした。観光地なので物価は高い。
  アドリア海を渡ったり、周遊で訪れる船も多いが、決断が遅くてプレジャーボートにも乗れなかった。