1999年6月27日:
アリタリア航空12時**分発、ローマ行きに搭乗、同日、宿へ飛行機の中で
映画を2本見る。
一つは題不明。盲目の青年と建築家の女性の 純愛をあつかったもの。
もう一本は「ジョ―・ブラックによろしく」・・・(この映画でブラッド・ピットの
ファンになってしまった。2008年現在彼はおじさんになって
しまってがっかりしてるけど。
あこがれのアリタリアへのる。飛行機気狂いの次男は「アリタリアの成田発着便は
旧型機ばかりで恐い。ノストラダ ムスの予言もあるし、イタリア行くのやめたら?」と
おどかす。ま、どんなに気をつけても死ぬときには死ぬと覚悟をきめて出発。
搭乗してみると案に相違して、乗客のほとんどは日本人。乗員の半分も日本人。
イタリア人クルーに張り切って”il
vino per favore” といってみても”wine?”という返事が
返ってくる。「乗った瞬間からイタリア気分」というあのキャッチ・コピーはなんなんだー?
機内食はとてもおいしかった。
耳痛に朗報:
今回の旅ではエア抜きが大変簡単にできました。耳鼻科へいくとU字管の狭さくをふせぐ薬をくれます。
これを離陸、着陸 の少し前に噴霧すると自然にエア抜きができるので、耳が痛くならずにすみました。
睡眠薬と精神安定剤のききめの違い。:
時差ぼけ防止のために精神安定剤をもらって行きました。安定剤は効き目が弱いけど
睡眠中にやむをえない事情でおこされても頭痛に悩まされないですむとか。
マルペンサでおっとっと:
マルペンサ空港で「機内掃除をするので降りて待ってもいいよ。」といわれた。ところが椅子すらない。
随分不親切だなと思っていたら、ある団体の添乗員が「皆さん、再搭乗口はここじゃないそうです。」と
叫んでいる。グランド・サービスに尋ねたら、「上の階から搭乗せよ」という。同じ飛行機に再搭乗する場合でも
トランジット扱いになるらしい。(ただし荷物は飛行機につんだまま。)すんでのところで積み残されるところだった。
リーズナブルな旅も楽じゃない:(リーゾナブル=平たく言えば、けち)
ローマから宿(ヴェネツィア広場前)には、国鉄とタクシーを利用した。万一の用心で宿に電話する。
これは正解だった。8時にフィミチーノ空港についたのに宿へついたのは夜の12時すぎだった。
トランクを待っている間に、テルミニ行きがでてしまった。蒸し暑い駅で待つ事1時間。テルミネ駅では
タクシー乗り場にながい行列。ローマ名物白タクが盛んによってくる。宿についたら日付が翌日
になっていた
「個人旅行でも安く行ける」ことを証明したくて、国鉄とタクシーを使ったのだけど、待ち時間が多くて効率が
悪かった。
教訓:
祭日、深夜、2トランクという悪条件がかさなった上、あの行列。待ち時間の少なさ、安心料を考慮すれば
一番リーズナブルなの は送迎サービスであろう。ただし観光客が少ない町ではかえって高くつくこともある・
例えば閑散期のシチリアなど。
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