スペインにあるイスラム文化遺跡の中で、一番行きにくい場所は、ここ、アランブラ宮殿。私は最初スペインに個人旅行する予定だったので一番不便なここから旅を始めるつもりであったが個人旅行が実現できたとしてもここ、アランブラ宮殿にうまく入れたどうかは分からない。一日に入れる人の数が制限されており、旅行社が個人より先に抑えてしまうからだ。
交通不便なこの地にようやく到達して、この美しい宮殿をみられずに次の旅程に進まなければならないとしたらさぞかし心残りであろう。
シエラネヴァダの雪を水源とする潤沢な水を利用して地上にイスラム教の聖典に書かれている天国を視覚化したのがこの宮殿と言われる。
フォト・ジェニックな宮殿ではありますね。
グラナダはイスラム教徒が敗退した後、その高度な文明を維持できぬスペインに放置され、荒れ果ててしまったという。
そのせいか、室内装飾の多くは色を失っている。最盛時にはそれこそ五色に彩られていただろうに。
この日は見学時間の都合でホテルを遅く出て、先に庭園をみてから宮殿を訪問。それでも予定が大幅に遅れミハスで昼食の予定がアランブラでお昼ご飯
すみません。このページの写真は全て宮殿内の写真です。勿論庭園もすばらしかったし、アラブ人たちの土木技術もすばらしかったけれど何と言ってもすばらしいのは宮殿のほうですから。
008/3/15 午後 コルドヴァ→グラナダ→フラメンコショー
2008/03/17 午前 アランブラ宮殿とフェネラリヘ(付属庭園)