午後 グラナダ→ミハス→セヴィーリャ
グラナダからバスは地中海を横目にみて西へ西へと走る。この辺は欧米の高級リゾート地帯。いまや農業で生計を立てている家は皆無だという。白い家で有名なミハスは標高が高く、地中海のかなたのアフリカが裸眼でも見えた。素朴でお値打ちのお土産も多い。
添乗員お勧めのアーモンド菓子、おいしかった。
ミハスでは時間がゆったり流れていく。小さな博物館に入ると昔からの生活を理解させるためのオリーブの圧搾機などの農具と共に闘牛場の模型がおいてあった。
左の模型は何と!人間でなく、牛達が闘人(?)を見ている。「ここでは一滴の血も流されない。我々は人間を赦す。と書いてあった。」ミハスにも観光用の闘牛場があるが牛は殺さないそうだ。
動物の立場に立って考えられる人もいるんだね、ここには、となんか温かい気持ちになってみていたら、若い女性が「これ、私が作ったのよ。」という。ついbrava,bravaといってしまった。ユーモア精神も感じる。フィギュアではなく、紙粘土みたい。
左 写真屋さんの広告。フラメンコの服装で写真を撮ることができる。右の写真は男性が女装して撮っている。
(笑)
ミハスからグラナダへの分岐点を西へ西へと走り続ける。セヴィージャには夜更けてついた。食事を定期的にとる習慣はこの旅行では霧消してしまった。セヴィージャのホテルでは温野菜のスープが出る、といわれたが疲れで食欲なし。ヴァイキングだったので余計に。