エヴォラのディアナ神殿。よくまぁ壊されもせずに残ったものだ。作家の塩野さんもかいておられるが、宗教はその中心から遠ざかれば遠ざかるほど厳格にとり行われるというのに。

エヴォラではフランチェスコ教会にある、改葬された墓地から調達された遺骨で建築された礼拝堂も見た。(ローマのカプチン派のそれは見ていないが。)キリスト教の本質というものが分かるので一度は見るべきだという説もある。

生臭くはないし、完全に建築資材化しているように見えるのだが、見たくない人もいる。よって写真はのせない。

リスボンについた後ディナー付きのファドショーに行った。夜も更けて、何やら一人では歩くのが怖いような一画の近所にバスで乗りつける。(遠くはないが歩いている人はほとんどいなかった。)





海に出て行く男達を案じて女達が歌った嘆きの歌と聞いていたがオジサンやオバサンが沢山出てきて「麗しのリスボン」という楽しい歌を歌い、踊った。なんかイメージ違うけど明るいほうが私の好みですから、ま、いいか。踊りが若いものだけのものでないところがいいなぁ。
料理2,3品とお酒が出て8000円なら安いのかも。しかしですね。こちらの方は余り年寄りであることを恥じないようで年齢相応の銀髪が多かったです。


老いを厭うのは文化が未熟なせいではなかろうか?

結構激しい動きしてると思いませんか?楽しさが伝わってきます。


 08/3/17 午後 エヴォラ(ポルトガル)→リスボン(ファドのディナーショー)


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エヴォラへの道筋に延々と続くコウノトリの巣。近くに田んぼもなさそうなのに。わが国の少子高齢化対策に彼らをご招待したらどうだろう?全ての電柱にコウノトリが巣を作っている風景はなかなかのものでした。(うらやましい!!!)