先ず、高いところへ(展望がきくから。ま、馬鹿の高上がりという言葉もありますが。)
宿の近くのモーリッツ・ジグモンド広場から27番のバスにのってゲッレールトの丘へ。
手前の白い橋はエルジュベート橋。中央の鎖橋ほど有名ではないけど、この橋も美しい橋で
す。
ドナウをうまく取り込んだ美しい景観。ドナウの流れは思ったよりも速く、水底もみえない。
美しい町を眺めながらのクルーズに期待が高まる。
丘をおりて、トラムで鎖橋へ。電車は旧型だけど、凄い速さで走る。
ぼろいところも素朴で楽しい。あいにくと内部の写真だけです。
これは一番古い型かな。木の座席、窓はハンドルを回してあける。
皆様〜、こちらが、
かの有名な鎖橋で
ございま〜す。
ペシュト側で鎖橋を折り返し、ケーブルカーで王宮の丘へ。
ケーブルカーも木製だった。
マーチャーシュ教会 王宮の建物群 とんがり帽子は漁夫の砦
一部は国立絵画間になっている。
マーチューシャ教会の内部はアッシジのフランチェスコ教会に
似ている。(もちろん、こちらの方がずっと質素だが。)
私がうらやましかったのが、これ。翌日のことですが、モスクワ広場から
一緒のバスに乗ったおじさんが、教会の中での合唱の練習に加わって
いた。生まれてから死ぬまで共に生き、喜びも悲しみも分け合って
行くのかなぁと思った。それに音楽が日常生活に根付いているところ
。聞くだけではなく、演奏側にも廻っている。
午後、遊覧船に乗る。美しすぎる国会議事堂
レッゲンダという名の優雅な遊覧船は他の船より高いが、日本語の解説
がきけるし、2ドリンクつきつき。(ブダ王宮を眺めているところ)
*この日本語テープは作り変えるべきだ。朗読者たちが全くの棒読みで
脚本も不出来。脚色を加えず案内に徹するほうがよほどまし。
ホテルに水着をとりにかえり、ゲッレールト温泉に入った。写真はなし。
*地理に不案内というのはいたし方がないもので、ゲッレールト温泉は
ゲッレールトの丘の上にあるのだと、思い込んでいたら、なんとドナウの
自由橋の傍にあった。優雅な建物だったし、泊まり損ねてすごく残念!!!
*温泉での珍騒動
まさか夫が温泉につきあってくれるとは思わなかったので、「温泉の
入り方」を読まぬまま、切符を買って入ったら、即、夫と私は異なる
更衣室に拉致された。(まさにそんな感じなのです。)
水着に着替えようとして、あら大変!!私が夫の水着ももっていたので
す。事情を話したら、係員の女性はプールをはさんだ反対側に男性の
更衣室があるので、そこへ行って渡せという。行ってはみたものの
どうしてもノックする勇気が出ない。(すっぽんぽんの男性陣がみえた
らどうしょう。「日本から痴女がきた。」と騒がれて下手すると国辱騒動
になるかも。再び更衣室に戻って相談してもおばさんは、譲らない。
仕方なく、ノックすると腰にバスタオルをまいたドイツ人が二人でてきた。
分けのわからぬ彼らは目を丸くしていたが、結果から推察すると水着は
無事に夫に渡ったのだが。
そのとき夫は水着がないので男子更衣室には
入らず、外にいたらしい。(私同様、女子更衣室をノックする勇気がなくて。)
水着にきかえた私を更衣室外へ出してくれれば話は簡単だったのに。
(どうして駄目だったのか、理由がいまだにわからない。)
かくなるうえはカラスの行水でもして、と温泉で少し平泳ぎして
(「坊ちゃん」みたいだ。でもほとんど人がいなかったから許して
もらおう。)飛び出たらタオルがない。何だかわけがわからぬ。
暑い日だったし、いいや自然乾燥後服を着ようと思っていたが
ぬれた床にシーツみたいな白い布がところどころ敷かれている
のが見えた。
うぬ、きっと新しいものがあるものでは、と探してみたら木の棚が
あって、中にアイロンがけしたシーツ様のものが置いてあった。
怒られた時にはあやまればよかろうと引っ張り出してふいた。
急いで温泉から出たのになんのことやら夫は閉館時間を過ぎて、
悠々とでてきた。聞くとタオルがないのでそれこそ自然乾燥して
服をきたんだそうで。やっぱり「温泉の入り方」を事前に読むべき
だった。
帰り道、ジグムンド・モーリッツ広場のSiestaという店で初めて
グーヤーシュなどを食べる。ハンガリー料理っておいしい。
(私たちはグルメではないので、ガイドブックにのっている店
には余り行かない。フツ-の店で食べてこそその地の料理の
レベルも分かると思うし。)ただし、この店のインテリアは×。
★★★クイズです。昼と夜とでは感じが違う?どこの写真でしょう
ブダペシュトの夜景★★★