06/05/16 カターニャからナポリへ
この日はちょっとロスの多い一日だった。
15日にPiazza Armerinaへ行くプルマンが、早朝便の次に11時半までなかったから。
カターニャに連泊した関係で、カターニャはある程度見物できていた。
だが、ナポリ行きの飛行機は午後6時の出発なのでカターニャで時間をつぶさなければ
ならない。しかも使える時間が中途半端だ。
(最初の予定では、この日しかカターニャ見物はできないはずだった。
それで夕方の飛行機をとったのだが、空港で荷物を預かってくれないのでチェック
アウト後のホテルに荷物を預け、市内見物後にホテルに再度でむき、荷物を引き取り
空港へ一時間前に行かなければならなかったから。計3時間半のロスでした。
いや、それ以上のロスだったかな、何せバスがなかなかこないから。
駅から空港へのアリブスもでたらめで、追い詰められてタクシーを乗り換える羽目に
なったし。)
この日はユネスコの世界文化遺産であるバロック時代の教会通りを見、ベッリーニ公園
、サンタ・アガタ教会を見た。(サンタ・アガタという女性の聖人がここの守護聖人で、
このアガタさんはローマ帝国時代の殉教者である。この聖人のお祭りにはカターニャ
中の人が出て、大きなろうそくで町を飾り、アガタさんの鎮座するおみこしをかついで
大変な賑わいだそうです。私もこのお祭りのときにもう一度カターニャに行ってみたい。)
カターニャの思い出
こちらが食前のお皿のようす こちらが食後のお皿。アサリの方が多かった?
日曜の夜、カターニャの人は海岸に集合する。 中味をオーダーしてパニーニを買える屋台がずらりと
海岸沿いのホテルの側は遊園地
夜遅くまで家族で遊んでいる。
自動車狂になる訓練もしっかりと。
他にお化け屋敷とか色々あった。
ホテルの窓からエトナ山がみえる。
時間が許せば登りたかった。
翌日は海が見える部屋に移れた。
エトナがカターニャを呑み込んだ証拠。海辺まで流れてきて固まった溶岩
エトナの溶岩は三原山のそれに似てるみたいだ。大島でもこんなのみたぞ。
バロックの美しい教会の前には溶岩に
埋もれたローマ時代の遺跡が発掘されていた。
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ナポリへの飛行
にわかには信じがたいことだけど
私たちが日本を出発する直前に
アリタリア航空がナポリへ直行する
アピカ・イーグル航空と共同運航契約を
結んだ。何という幸運!!
一人38,000円の飛行機代が11,000円になったのだ!!
私はメッシーナを夜行列車ごと船に詰まれてわたるのも
いいなと思っていたけれど、ソっちゃんは夜行はいやだという。
で、出費を覚悟で飛ぶつもりが超割引になるなんて!!
飛行機からみたメッシーナ海峡
この辺は火山島が多い。
これは多分ストロンボリ島
ナポリに着く直前飛行機はヴェスヴィオスの噴火口の
真上を飛んだ。うっそ〜!!という感じ。
私は、「わぁ、ヴェスヴィオスだ、ヴェスヴィオスだ!!」
と叫んでしまった。残念ながら写真は撮れず。
(着陸直前だったのでデジカメは使えない。)
空港には余り人がいず、一緒にとんだ沢山の
乗客は迎えの車にのったのかいつの間にか
雲散霧消してしまった。私達はインフォーメーションで
ナポリの地図をもらってアリブス(空港シャトルバス)にのった。
乗客は他に二名だけだった。
続く