逃亡中のカラヴァッジオがディオニソスの耳と名づけた
石窟。内緒話すらできないという音響のよさを誇る場所
なのに、あちらの団体さんはキャー、とかガーとか大声を
だし、中には歌いだす人もいる。

古代の石切り場の全景。中央にディオニソスの耳がみえる。

古代ギリシア劇場としてはこの劇場が世界一だそう。
この日はギリシア悲劇が上演されるので、座席をし
つらえたり、ライトを固定したり、沢山の人が駆り出され
作業をしていた。向こうの石灰岩の丘の手前には海が
広がっている。このギリシア劇場は上記の石切り場の
隣りにあります。
シラクサ駅からここまでは徒歩でも来られる。
information
のためのインフォーメーション?
シラクサもそうだが、ピアッツァ・アルメリーナでも
そうだった。この辺じゃインフォーメーションを探すための
インフォーメーションが必要。Iのマークに向かって歩いて
行くと、多くの場合そのマークが不意に消える。
インフォーメーションのためのインフォーメーションが
いるんじゃないか?仕方なく、町の案内板とか「地球の
歩き方」などの非常に大雑把な地図を頼りに移動した。
考古学地区の出口でレモン一杯のジュースを飲んだ。
2ユーロだった。感激。おじさんの話だと、日本人の団体
さんも沢山来るそうだ。
ここで午前の部終わり
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