@航空券:今回の旅は土曜日に出国し、体育の日にかえれば中5日やすむだけで10連休になる期間だった。
休暇がとれたのが一ヶ月前だったので、「航空券?かるいかるい!」と思っていたらなんと直行便は
その時点ですでにクローズ。
人皆かんがえることは同じと見えて、「暑い夏よりも秋に行こう。」と思う人がふえたらしく、秋のツァー
の値段をみても一番高く設定されている時期だったのです。
結局、EUに属さない国の航空会社というハンディのためか、British Airwayだけがとれ
たのですが旅行会社の人に言わせると奇跡的にとれたという状況でした。あ〜驚いた。
でも、Britishのエンジン故障で代替として斡旋されたJALの直行便で帰ったら空席が大分ありました。
これも理解不能な現象でした。
@ホテル編(何故違うのホテルの名前?)
*駅のすぐ側のホテルでも深夜につくとわかりにくい。informationで確かめて動くこと。
イタリアのホテルの看板は何故かバウチャーに記されているのと違う場合が結構あるので
迷ってしまう。(例、Bettoja
Nord Hotel→Nordo Hotel、Star Hotel Milano Exersior→Star Hotel
食堂入り口と玄関の名前が違う例もある。Bologna
Hotel →Best Western Hotel
*ホテルへの道を尋ねるよりも、ホテルの名前で尋ねる方がよろし。
アッシジでHotel Giottoの場所を聞こうとして、Giottoのあるviaの名前を聞いたら、そのviaの名前の
ホテルへ行きたいのだと勘違いされてしまった。ホテルだらけの町では、viaの所在より、ずばりホテルの
名前で所在を聞いた方がよさそう。
*ホテルの食堂といっても色々。
安くて、まずいのから、高すぎて手がでない所まで
ボローニャのホテルでは、メニューが出ていなかった。メニューを渡されて、その高価さにびっくり仰天!!
食べたかったスパゲッティ・ボロネーゼもなかったので、退出するための適当な理由を考えるのに四苦八苦。
「食べたいものがない。」というつもりが「食べるものがない。」といってしまったために「私が推薦してあげる。」
と粘られてしまって、窮余の一策として「眼鏡を忘れたから取りに行く。」と口から出任せを言ってしまった。
ごめんなさい。私はうそつき女です。
A国鉄編
キロメートル切符は便利か?
Noである。今回はローマからアッシジ、ラヴェンナ、ヴェネツィア経由でミラノまで全部国鉄で行った。
走った距離は二人で2080キロだから、3000キロ用の切符では金額的に採算があわないのは承知で
買ったが、切符の購入が一度だけですむので便利かと思って買ってみたが(テルミニの駅のFSの旅行社
の窓口でも便利だとすすめられた。)移動の都度窓口に並ばないと行けないのでメリットはありません。
というのは、電車に乗る前に、乗車駅と降車予定駅の名前を書いて、窓口でキロメートルの計算をして
もらい、判をおしてもらわないと行けない。
ローカル線に乗ると、キロメートル切符なんか生まれて初めてみたという車掌さんもいて、私が使い方を
説明しなければならない有様。(一度なんかtimbroがないと言って罰金をとろうとしたので喧嘩になった。)
テルミニの駅の駅員が「もうスタンプ押してあるからそのまま乗ればよい。」といったので、万一のため
刻印だけはおして、説明書きを読まないまま、翌日も刻印だけでのっていたら親切な車掌さんに
乗車の前に窓口へ行かないといけないのだと教えられた。こんな私を信じてついてきてくれた夫に感謝
しないとね。
B列車の種類
アレッツオォでintercityに乗り換えようとしたら、intercityが遅れた。駅のスピーカーはガーガーがなる
だけで何を言っているのか不明である。
放送がある度、乗客がホームを移動するので、「ホームが変わるんじゃないのか?」といらいらした様子。
駅員に聞いたら「ホームはかわらない。」という。でもフィレンツェに行く人は後発の電車が時間通りにきた
ので、そちらへ乗って去ってしまった。電車が遅れるのは私のせいではな〜いのですが、次第に険悪な
ムードに。おまけにアッシジからの車掌さんの話と異なり、「intercityには追加料金がいる。」とあやうく罰金を
とられそうになった。ユーロスターとintercity以外だと追加料金がいらないらしいのだけど、イタリアには
列車の種類が多すぎていまだによくわからない私なのだ。
C荷物預かり所がない!!
思えばラヴェンナ見物をするのに、フェッラーラに宿をとったのが間違いの始まりだった。
トランクを預けようとしたら、荷物預かりが閉鎖されて使えない。(危険だから廃止したとか)
私は、市役所、警察、観光案内所と次々にたらいまわしされ、行く先々で荷物預かり所の所在を聞いたが、
得た結論が「regolaだからラヴェンナはどこでも(ホテルは除く)荷物は預からないという事だった。
仕方なくタクシーに乗って先ずSan Vitaleまで行ったが、「見学している間だけでもいいから。」と頼んでも、
窓口の女性は「regolaだから」と拒否。(預かってくれるところもあるから、係の人の人柄次第みたい。)
仕方ないから「引いて歩こうよ。」注:ラヴェンナ中心部は見所が狭い部分に固まっているので、タクシーでは
まわれない。ここで切れましたね、彼が。「こんな重い荷物をかついでか?俺を病気にしたいのか!」
彼のショルダーをもってみて納得しました。なんで〜〜?と思うほど重いのです。
きけばカメラ二つに三脚が入っているとか。(だから言ったじゃないの!荷物はkarukuしようねと!
こちらも切れそうだけど二人で切れても仕方ないので、少し下手に出る。結局昼食後は別行動。彼は駅でひるね。
私は一人で、タクシーをとばして、サンタアポリナーレ・イン・クラッセも見てきました。)
ラヴェンナのモザイクは、数カ所の建物に分散しており、一つ一つの建物の中のモザイクの量は少ないけれど
モン・レアレのそれと比べると、鮮やかでしかもモダンな感じがします。
Dその一言が何故言えぬ!
その一言とは、non ho capito、またはnon capisco
相手のいうことが分からないとき、これさえいえば、わかるようにゆっくり、はっきり話してくれるのに、わかったふりした
ために、右往左往何度したことか。
E新手の物乞い
ベネツィア行きのユーロスターの中に無言の女性がのってきて、窓辺に香水の瓶みたいなのをおいていく。
ミラノから来たという男性にきくと、新手の物乞いだという話。