●パレルモ旅情報

1、 ホテルへの足:
 日本からミラノ経由でシチリアへ直行すると深夜にシチリアに着く場合が多いが、迎
 車サービスよりも、タクシーを利用する方が安いし、早い。
 タクシーも沢山いた。深夜、休日料金込みで72000リラ。チップ入りかどうか不明。
 合計80000リラ払った。(季節、時間帯、曜日で違うかも知れないが。)

2、 throughputの荷物
 throughput(マルペンサで飛行機を乗り換えてパレルモまで行く場合、マルペンサで荷物を受け取らず、
 自動積替えを頼むとき)でパレルモに行く場合、荷物は税関申告用の荷物受け取り口から出てくる。
 一般の受け取り口から出て来ないからといってあわてないこと。

3、 宿の料金設定は
 不思議の一語につきる。現地で電話予約すると
 日本の旅行社のリスト表示より高かった。旅行社、ホテル間に持たれ合いの構造があるのかもしれない。
 でもそのおかげで宿泊料金が安く なるなら三方一両得でとやかく言う筋ではないかも。
 (因みに国内で一泊9000円と表示されていたダブルの部屋が16000円だった。)

4、 パレルモ便利帳。
 Palermo ospite という月刊誌(無料)に詳しいデータが載っている。ホテルの受付に有る。
 Internet point、劇場の催し物、開演時間など日本の旅行書ではわからない情報が載っている。
 ただし、バス路線図は載っていない。

5、バス 路線図はバス会社でもらうこと。1日乗車券がべんりです。
 Informationにもホテルの受付にもおいてない。

6、 シチリアには鉄道がないと思っている人がいる。でもパレルモには鉄道どころか地下鉄まで有る。
 鉄道の時刻表は日本からもinternetで検索できる。切符はカードでも買える。

7、 アグリジェントまではバスより鉄道のほうが早くつく。2時間ちょっと。しかも年中無休。

8、 アグリジェントは大きな町で交通の便もよく、神殿の谷の周囲もたいへん開けている。
 個人旅行のほうが時間を気にせず見られるので個人で行くことを薦める。

9、 政府観光局の資料と聞くとすぐ信用してしまう傾向のある人(大抵の日本人に当てはまるのではないか?)
 アグリジェントに関しては信用しない方がいい。間違ったことが書かれている訳ではないが、混乱をきたす
 書き方がしてある。「駅をおりて左手の岡に登ると神殿がみえる…」。確かに見えるだろうが、
 神殿の谷からは遠ざかる。時間的に余裕の無い旅をする我々日本人は神殿の谷に直行するだけで
 精一杯の場合が多い。勘違いの元にもなり、これが原因で喧嘩してしまった夫婦もいる。(我々のこと)

10、 パレルモでデビット・カードが使えた。まだ周知徹底されているとは言えないらしく、ローマのある店では
 一騒動後やっとOkに。国内と違い、暗証入力だけでなく、署名も要求された。この方が使用者としては安心できるが。
 預金からの引き落としに3日くらいかかっていた。為替レートはクレジット・カードとほぼ同じ。

11、 クレジット・カードも大抵の店で使える。ただし、小さな店には使用限度額が設けられている場合が有り、
 限度を超えると(邦貨にして一万円位)電話確認が必要になる。急ぎの時は現金が無難。

12、 混んでいるバスにはスリがいる。ポケットにご注意。私はスリの顔を見てしまった。
 我々はポケットにお金などいれてなかったので、スリ君にはお気の毒な結果に。

13、 テルミネの自動券売機
 カードOKの表示があっても、最終選択画面で、カードは使えないという表示が出ることが有る。
 時間が無いときは大変。現金でかう方が無難。

14、 深夜に宿についてもお風呂に入りたがる人へ
 お湯はシャワーのノズルを浴槽に沈ませていれよう。カランからいれるとうるさい。
 ついでにトイレの水。朝まで流すな。あちらのホテルは石造りなのでひびく。
 寝ている隣人を起こさないで。

15、 パレルモ人のイタリア語
 観光に関係する人のイタリア語は標準語なので分かり易いが、お年寄りの話は分かりにくい。
 それでも、日常会話程度の知識があれば現地の人の英語よりは良くわかると思う。
 (日本陣の英語の方が彼等の英語よりまし。イタリア人は英語の単語をローマ字読みで発音するので分かりにくい。)

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