どちらかと言うと余り期待していなかった町だったけれど、どうしてどうして。
中世のたたずまいが残るステキな町でした。
とくとご覧下さい。
一番気に入ったのがこのティン教会
庶民のための教会。プロテスタント教会
この教会の前の広場には魔女の人形が
沢山売られていますが、余りにも迫力が
ありすぎて怖くて買えませんでした。
カレル橋から見た王宮の中に立つサン・ヴィト教会(司教座教会)
当然ながら上流階級御用達のカトリック教会。ノートルダム寺院を
模している。王宮は防壁を兼用している建物に取り囲まれている。
王宮からみたダウン・タウン
二つの地域をわけるのはモルダウ河
中央よりわずか左にティン教会が見える。
もちろん、この王宮地域も魅力的だし
歴史的な価値もある。けれどプラハの魅力は
ダウン・タウンである旧市街にあると私は思う。
沢山の聖人に囲まれたカレル橋を通ってモルダウを渡ると旧市街につく。
町の中心にこんな大きな河が流れてるのっていいな。
音楽がきこえてきそう。
旧市街の中心にある広場を時計塔から望む
右上のテントのある建物の裏にティン教会がある。
緑青をふいている銅像は、ルネサンスより100年も
早く宗教改革を訴えて火刑に処せられたというヤン・フスの像
チェコの技術水準の高さを示す時計塔
毎正時にからくり人形が飛び出して
一幕の舞台を勤める。(あっという間に終わる)
ひどく混むので見物はこの旧市庁舎の正面にある
建物の喫茶店からみるといいですよ。
共産圏にとりこまれなければ今でも
高い工業水準を維持できていただろうに
残念なことです。
広場から火薬塔に続く道
この町では女人は目的地までまっすぐ歩くことができない。
美しい宝飾品がありすぎるからだ。カット・グラス
ガーネットやチェコ・ビーズのアクセサリーなどなど。
しかもお値段が格安ですから。
おまけにお食事が安くておいしい。
ミュシャがデザインした市民会館のレストラン
日本と違い、安価だけどおいしいのだ。
インテリアも綺麗。ここでウインナ・シュニッツェルを食べた。
お菓子、コーヒーまでついて、とてもおいしかったが
食べきれない量だった。パック旅行のオプションでいくと高くつくので
(夕食の設定が多い)個人で行ってランチをたべることをお薦めします。
残念なのは治安がよくないということ。
ホテルの前はトラムの終点なのだが
トラムでの外出は止められてしまった。
ぼるタクシーが多いのでタクシーにも
うっかり乗れない。(フリータイムに事件に
まきこまれては困るので添乗員としては
禁止せざるをえないのだろうけど。)
プラハ覚書
*イタリア語は通じない。英語は通じる。
*ホテルの食堂は高くつく。共産圏時代の名残か
官僚的な対応も見受けられる。
*物乞いが結構多い。お金をあげても顔をそむける。
貧乏は恥ではないと思うのだけど。