パレルモでオペラにはまる。

マッシモ劇場でトスカを観る。(真っ赤っかでごめんなさい。劇場内部のイメージです。)

   

外観
想像していたよりもずっと大きい劇場でした。
「ゴッド・ファーザー」のマイケルの息子、娘が暗殺された現場に想定
されている階段も想像よりずっと広く、高い階段でした。

中は立派の一語につきます。有料見学コースあり。
建築に興味がある人、インテリアに興味がある人、照明に関心がある人、
音響に関心がある人・・・・でなくても、うーーんとうなると思います。
なんてったらいいか、西洋建築文化の奥深さや底力を感じます。

観客席
一階の中央通路に面する一番奥の席でみたのですが、これが意外な穴場。
座高の高さではイタリア人に負けないつもり(?)の私でも、前の人の頭が邪魔になる。
でもこの席だったら、首を中央通路側に傾ければ、舞台までなんの障害もなくなりよく見える。
(首をだしても最後列なので誰の邪魔にもならない。ついでに言えばおトイレにも立ちやすい。
向こうの人は間遠なのか、幕間のトイレには行列ができませんでした。)

観客の服装
シチリアの人々は寒がりなのか、3月始めでもダウン・コートや毛皮の人が多い。
毛皮の下にスパンコール付きのイブニング・ドレスなどを着、パールの二連のネックレースなどをしている
。上質のバッグなどをもっている人は余り若くはない。クロークがないせいか、毛皮のまま着席していた。
男性は圧倒的にダーク・スーツ。
(私と夫はちょいと浮いてしまいました。残念。
お得意、行き当たり、ばったりのforeseな旅をしてしまいましたので洋服はともかく靴がねぇ・・・) 

観客の反応
すごく素直。
アリアが気に入ったら、終わった途端、拍手がおき、しばし鳴りやまない
ときもある。この間俳優はしかたなく凍っている。(でも悪い気はしないんじゃ
ないかな。)で、進行もおくれる。

日本でこんな事をしたら、通ぶったへんなニイちゃんとかコワイおじさんが
出現して大変。「いいですか、劇の途中で拍手したら流れがとまるでしょ。
拍手しないで下さい!」幕間にはエヘン虫が大量に発生、一斉に咳をする。
ハイ・テンションの時空。

一方ここでは幕ごとにカーテンコールがあって、歌手達が何度もおめみえ。
殺された人もでてくる。(^o^)当たり前だけど。
これって完全に流れをとめていやしませんか、おニイさん!!
イタリアに行ってお説教してくれば?

お値段
これはお話にならないほど安い。日本の最低の席の料金以下で二番目に良い席がかえました。
政府の補助があればこそなんでしょうが。税金払っていないのに安い料金でみさせていただいて
えろうすんませんでした。

デビット・カード?
私はcity bankのcash dispenser用のカードで切符を買ったんですが、
暗証入力以外に署名も要求されました。後日ネットで確認すると、
3日後に料金が円で引き落とされていました。transactionとかかれて。
デビット扱いだったってことでしょうか?

中途半端な二国なんかやめて
日本は歌舞伎に精力を注いだ方がいいんじゃないの?と思ったのは群衆シーン。
層の厚さを感じました。一人一人がさまになっています。
音楽と光景のまったき結合。目がうるうるしてしまった。(単なる老化現象かも)

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