10/29,30 さよなら、ローマ
28日の夜はチボリからローマへ帰り、トラステベレまでバスででかけ、ローマ最後の夜を楽しんだ。とはいうものの雨は降り出すし、何故かトラステベレはさびれたように思えた。それでもなお、そこへ行きたくなるのは私は海であれ川であれ、水辺の風景がすきだからみたいです。トラステベレではピッザを食べる予定だったが適当な店が見つからず大衆食堂に入った後、雨が大層ひどくなった。
夜のトラステベレ教会 学生バンド(?)が登場したが華やいでいるのはここだけ。
ハローウインが近いので魔女の扮装の子もいた。
これはアメリカの風習らしい。
次の日、ローマ空港に行く前にポポロ広場の教会にでかけた。(カラヴァッジオの壁画を見に)ところが、この日は折悪しく学制反対の学生デモで町は騒然としていたうえに(地下鉄は順行していた)教会がしまっていて壁画は見られなかった。
レオナルド・エキスプレスに乗るのに一苦労。油断といえば油断である。イタリアにいることを忘れて前日に切符を求めなかったのが間違いだった。出発時間がせまるのにカード式の切符販売機が壊れていた。おまけにATMもみつからない。窓口には長い行列。今ではどうやって切符を買ったのか、エキスプレスに乗れたのかも思い出せない。(最後の一本に乗れたのだ。)最後までばたばたした旅だった。
*屋上でミイラに?(もう一つの大失敗)
ローマの宿で最上階まで登り、テラスへ出たのはいいが、うっかりドアをしめてしまったら自動ドアだったのでテラスから出られなくなった。誰かが気づいてくれるまで(その可能性は低い。何もないテラスには掃除の人もこないだろうし、洗濯物干し場もないから。)身動きが取れない。(たすけをもとめて叫んでも電車どおりに面している10階からではきこえない。)凍死してミイラになって発見されることになるのか・・・幸い私が携帯電話をもっていて、夫がホテルカードを持っていたので受付に電話して救援にかけつけてもらえた。まったく間抜けな話だった。
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