疑問を感じさせた同邦の方々の態度

これは一種の悪口雑言になるので、書かないで置こうかと思ったのですが
同じような話を他にも聞いたので書くことにします。              

彼女がつきあった日本人の中に、これはどうかと思う人が二人いました。
一人は、自分ではホームスティを引き受けないで、イタリア料理を作っ
たと言ってはベネちゃんを招待する人。                    

留学生をグループで預かる場合でも、自分の分担期間がすんだ後で、
何度もご接待をする人は他のメンバーにいやがられ、喧嘩沙汰になる
こともあるそうです。狭量だと言われば、狭量ですが、過ぎたるは、なお
及ばざるがごとし。ということでしょう。                    

次は、ちょっと笑える(?)話。

ベネちゃんに近づいてきた人の中に牧師の(つまりプロテスタント)娘が
いた。教会が自宅という環境で生まれ育ったので、熱心に教会に通う。

土曜日になると連絡が入り、出かけると、毎週彼女を遠くの教会に
同道する。ところが、彼女は日本語の説教の内容が分からない。    
意味不明の説教を固い木のイスの上で毎週2時間も聞いていたベネちゃん。

北部の普通のイタリア人は年に2,3回くらいしか教会に行かないようだ。
彼女と一緒に彼女の家(教会)にスティしたときも、食事の前、出かけるとき、
朝起きたとき、寝る前、長々と続くお祈りに閉口したらしい。
イタリア人も色々で、ノーと言えない人もいるんだねぇ。         

  その教会にスティする前には、付近にある沢山の観光地へ連れていく
と約束していたそうですが、スティ期間中はずっと教会に缶詰だったそう
です。純真なベネちゃんの期待を裏切ってはいかんぞなもし。教会だったら
イタリアが本場なので、帰国後毎日でも行けるんですから。

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