私はイタリア語を学ぶ手段として映画を見始めましたので、イタリア映画を(というか映画自体を)語る資格も能力もなく、
他に適切な方々が沢山いらっしゃいますが(シネマ・イタリアのきみちさん、映画に詳しいStellinaさん、映画命のN5さん)
イタリア及びイタリア語を学ぶという観点からこの時代の映画を取り上げてみました。お勧め度は私の独断と偏見に
基づいていますので、悪しからず。(表が途中で醜くなりました。ご勘弁!!)
番号 | 邦題 | 監督 | お勧度 | 制作年 | 補記 |
1 | トスカ | カール・コッホ | 未見 | 1940 | |
2 | 郵便配達は2度ベルを鳴らす | ビスコンティ | 1 | 1942 | ハラハラ、どきどき。面白い。 |
1 | 無防備都市 | R・ロッセリーニ | 1 | 1945 | ネオ・リアリズモの元祖、内戦の話 |
4 | 戦火のかなた | R・ロッセリーニ | 1 | 1946 | 連合軍上陸時の5つのお話 |
5 | 靴磨き | V・デシーカ | 2 | 1946 | アカデミー特別賞 |
6 | 平和に生きる | ルイジ・ザンパ | 未見 | 1946 | |
7 | 荒野の抱擁 | G・デ・サンティス | 未見 | 1947 | |
8 | 自転車泥棒 | V・デシーカ | 2 | 1948 | アカデミー外国映画賞 |
9 | 苦い米 | G・デ・サンティス | 3 | 1948 | 男の暴力、Non mi piace |
10 | ゆれる大地 | L・ビスコンティ | 3 | 1948 | 顔役からの自立を図った若い漁師が・・ |
11 | 無法者のおきて | P・ジェルミ | 未見 | 1949 | |
12 | ヴィッジュの消防車たち | 未公開 | 1949 | ||
13 | 神の大地 | R・ロッセリーニ | 2 | 1950 | イングリッド・バーグマンのために作った? |
14 | 絆 | R・マタラッツオ | 未公開 | 1950 | 日本未公開 |
15 | アンナ | A・ラットゥアーダ | 未見 | 1951 | |
16 | ウンベルト・D | V・デシーカ | 未見 | 1951 | |
17 | ベリッシマ | L・ビスコンティ | 未見 | 1951 | |
18 | ミラノの奇跡 | V・デシーカ | 2 | 1951 | カンヌ映画祭グランプリ |
19 | 寄席の脚光 | F・フェッリーニ | 未見 | 1951 | フェッリーニ第一作 |
20 | 青春群像 | F・フェッリーニ | 2 | 1953 | 大人になりたがらぬ青年達のお話 |
21 | 夏の嵐 | L・ビスコンティ | 3 | 1953 | 誇り高い貴族の夫人が美男の敵兵士と・・ |
22 | イタリア旅行 | R・ロッセリーニ | 未見 | 1953 | |
23 | 終着駅 | V・デシーカ | 未見 | 1953 | |
24 | ナポリの饗宴 | E・ジャンニーニ | 1953 | イタリア製ミュージカル | |
25 | 道 | F・フェッリーニ | 2 | 1954 | アカデミー外国映画賞、V・金獅子賞 |
26 | ユリシーズ | マリオ・カメリーニ | 2 | 1954 | 子供時代に見た。仕掛けが面白かった。 |
27 | 崖 | F・フェッリーニ | 2 | 1955 | 妻に愛想づかしされた詐欺師だが・・・ |
28 | 鉄道員 | P・ジェルミ | 2 | 1956 | 余りにも美しい音楽で有名な。 |
29 | 屋根 | V・デシーカ | 3 | 1956 | 貧しく若いカップルが苦労して家を建てる |
30 | カビリアの夜 | F・フェッリーニ | 1 | 1957 | アカデミー外国映画賞 |
31 | さすらい | M・アントニオーニ | 未見 | 1957 | |
32 | わらの男 | P・ジェルミ | 未見 | 1957 | |
33 | 白夜 | L・ビスコンティ | 1957 | スタジオだけで撮った実験的映画 | |
34 | 掟 | ジュールス・ダッシン | 未見 | 1958 | |
35 | 刑事 | P・ジェルミ | 2 | 1959 | これも音楽が有名、そして背広姿が素敵 |
36 | 情事 | M・アントニオーニ | 未見 | 1959 |
制作年で分けてみましたが、この年代は第二次世界大戦に関係する映画が案外少ないです。
戦争(そして内戦)をテーマにした映画はイタリア人とその歴史を理解するために必見だと私は思うのですが。
これ以上詳しい内容は、関連サイト(出口)のシネマ・イタリアさんにお任せ!!
上記のファイルはエクセル・ファイルの一部を抜き書きしたものです。ご希望の方には添付ファイルでおわけします。
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