フェラーラ写真集・・・という程沢山の写真ではありませんが

皆様方が、ADSLで見て下さってる事を
期待しながら作ったら枚数が多めになってしまった。
(余談ですが、ADSLって本当に早いですね。)

アッシジやベネツィア、ラヴェンナなどと比較するとこの町が小粒なのは否めないのですが。
急ぎ旅だと素通りする方が多い町でしょうからこれらの写真もそこそこ展示の価値あるかも。

フェラーラ駅

駅前のホテルから写した駅の風景。学生と警官がやたらと多い。
結構危ない町なのか?ここでも荷物預かり所は閉鎖されていた。
ちなみに宿は★★★★だったが、感想は????だった。

古都のイメージと反する面も
公害も結構凄そう。

エステンセ城の近くに立つ
サボナローラの像
ここの出身だとは知らなかった!!
ルクレツィアが彼の生地にお輿入れ
したとは、運命の皮肉ですね。

司教座教会
さすが立派です。中ではミサが行われていました。
祭壇に飾られた純白のグラジオラスがとても綺麗で
かの花の真価を新発見。

フェッラーラ大学付近
こんな町は歩く方がいいと思うが
そうも行かないのか、「道も狭にちる自家用車かな」

エステンセ城

エステンセ城

この中で面白かったのは、台所と地下牢
フレスコ画も多く、特別展もやってましたが。

傾斜して開いている明かり取りの窓。

残念ながら、この写真では西洋の城の
中の地下牢の頑丈さが読みとれません。

あの窓から外の掘りへ逃げ出すには
手前の頑丈な格子と同様の格子を
気が遠くなるほどの数、毀さないとならない。
大抵の人は、この窓をみただけで脱獄を
あきらめるでしょうね。

この地下牢の上あたりが台所。
鼻歌まじりで、有名なエステ家の
お料理を作っていたのでしょう。

残酷さも貴族に不可欠な資質とか。

こちらが入り口
出口としても利用できた人は幸運な人
だったんじゃないだろうか?
係員がしきりに「入れますよ。」と教えて
くれるけど、「はいりたくな〜い!」と答えてしまう。

中からみた、地下牢の入り口
この壁の厚さでは、壁をこわして
脱走するのも不可能だと思う。

奇跡的に脱獄に成功!

小雨ふるFerraraの町
ルクレツィア・ボルジアのころから
変わっていないのではないだろうか。

この塔、少し傾いていませんか?
斜塔はピサだけではない。
結構あちこちにあります。

これだけで終わってはFerraraの皆様に
怒られそうですが、今回の目的はルクレツィア
ボルジア展見学でしたので、もう次の目的地に
急がないと。本当に貧乏人の旅はせわしない。

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