5、Cambioの話−(様々な両替法の実験結果)

    昨年の旅行の際、現地では一切円→リラの交換をしない方針で出かけた。

    ● 両替方法

      @ 当面必要なお金(バス代、チップなど)はお堀端のイタリア商業銀行でリラを調達
      A 所持したリラがなくなったら、現地のCDで円普通預金をリラで引き出す。
      B カードを使う。(昼食、夕食、国鉄の切符−−町のトラットリアでも大抵カードOK、国鉄の窓口もカードでOK)
      D 最悪の場合を想定してトラベラーズ・チェック持参(最後まで使わなかった。某銀行ではただで作れる。
             再預金するときも手数料は不要−ただし、一定の条件あり。)

    ● 結果、

        A 現地のCDでリラを引き出す < Bカード(一回払い)で払う < @国内のイタリア商業銀行で調達
           それぞれの交換率は100リラにつき
       A=6.10円  < B=6.5円  < @=7.63円 でした。 
     (AとBは同日のレートですが@だけは別の日、手数料2円強との記憶あり)

    ● city bankを利用する場合、一定の預金高(外貨預金も込みで)があれば手数料は無料です。

    ● イタリアには、city bankのCDはありませんがcirrusのマークのCDで引き出せます。大きな駅には必ずあります。

    ● 2001年2月の時点でデビット・カードが使えました。預金から3日後に引き落とされます。率はCDと同じ。
    サインがいる。

  ●2001年時点では、日本国内のイタリア商業銀行での両替はおすすめできません。両替単位が大きいから。
    三菱銀行の方が取り扱い単位が小さいのでこちらをおすすめします。(ただしイタリアでの両替より高くつく。)

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