海外ロングステイの夢

        いつかは海外でリタイア生活をやってみたい。ミラノに住んでいる間に、その候補地を

        ヨーロッパ中を回って探しました。南仏は冬も温暖でサントロペ辺りが理想的だが、

お金がかかりそう。アイルランドは寂しすぎるから、スコットランドの落ち着いた

田舎に住みたい、ヒース広がる荒野の丘にある小屋を思い出す。

スペインのコスタデソルは物価が高いがカダケスは物価が安くて住みやすそう。

真っ白な漆喰を塗ったギリシャ風の街並みが脳裏に焼き付いている。

キプロス島にはリタイアした英米人が多く住んでいた。
 

 ヨーロッパにはあまりにも素晴らしい場所が多くありすぎる。それで私の理想は移住

ではなく、長期滞在としたい。関西空港の近くに小さなアパートを基地として、ここを

荷物置き場兼日本の住所とする。そして3ヶ月単位くらいで各地を長期滞在する。
 

リタイアメント者のビザ制度のない国も旅行者としてなら最長3ヶ月滞在できる国

が多いからだ。ちなみに東南アジアの国々とかオーストラリアなどは一定の金額を銀行

にデポジットすると退職者ビザをくれる。ヨーロッパではスペイン、ポルトガルなどは

この制度がある。残念ながらイタリアはない。但し3ヶ月はツーリストとしてノービザ

で滞在できるので物価の安いシチリアかトスカーナ辺りを狙っている。
 

 完全移住したくないのは病気の問題だ。スイス、ドイツなどを除いて、概ね医療レベル

は低い。1年の数ヶ月は日本で体調を整え、新たな未知の場所に向かう。今や航空運賃

もディスカウントで安くなりヨーロッパ主要都市まで7万円前後で往復チケットが買える。
 

 滞在はロングステイ用のアパートかレジデンスがどこのリゾートにも用意されており

食費も含めた総費用は日本で暮らすより確実に安価だ。
 

 ドイツ人が好むキャンピングカーでヨーロッパ大陸を駆け巡るのもよいかもしれない

キャンピングカー用のサイトは風光明媚なところに必ず用意されており、電源、シャワー

、水補給、汚物処理場など完備されている。

 
ヨーロッパのリゾートはどこの国もリタイアメント者の受け入れに環境が整っている、

東南アジアもよさそうな場所が多いので研究してみたい。戻る