060519/20  ナポリから帰国の途へ

ミラノでのり かえて帰国

今思うと、今回は旅程の組み方に失敗したのではないか?
この日はひたすら待つことで過ぎて行った。

市内の渋滞を考えて空港へは早めのシャトルででかけた。
(実際に、市内方向への道は結構渋滞していた。)

空港についたら混んでいたので(カターニャから飛んできた
時には余り人がいなかったのに。)安全を考えてさっさと乗客用の
待合室に入った。これはある意味失敗だった。中にはお店が少なかった
から。で、お土産や探していたDVDはマルペンサでさがすことに。
(古い映画なので結局みつからなかった。)

待合室にはろくな店がなく、何故かこういう場所の食堂はまずい。
ネットで暇をつぶそうにも旧式の電話みたいな機械しかない。

これらの事は万国共通の現象みたいだ。
入札制で入っている店にはいい店がない。

先にナポリに行って、シチリアから帰ったらこんなにロスタイム
が出なかったかも。もう少しその辺を調べたらよかったかもしれない。

ナポリの総括

ナポリは魅力的な町だ。一月くらいいても退屈はしないであろう。
ローマと異なり、近くに景勝地も多いし。

特に危険な町だとも思えない。
スリならどこの町にだっているし。
(ただし、空港から鉄道駅周辺までは荒れた感じで
危険かも。)私たちが歩いた所謂観光の目玉地帯に
限れば危険を感じたことはない。

カポディモンテでジプシーの若い二人連れの女にからまれたけど
(何と日傘を貸せ、といって、付回されたのだ。
日傘は口実に過ぎない。付きまとって何かを
盗もうとしていたのだ。日傘ごときでそこまでしつこく
よってくるわけないもんね。)ソっちゃんが
ポシェットを振り回し、足で蹴飛ばすまねをしても
遠ざかってはすぐ後ろに近づいてきた。
「cattivo!」だって。そりゃお前たちのことだろうが。

私は「く×!あっちへ行け!!」
と怒鳴ってやろうかと思ったが「く×」に該当するイタリア語に確信がもてず
(merdaかmerenndaかわからなくなった。(笑))
後でmerda、va' te ne! だと気づいたが手遅れ。
旅の単語集には喧嘩言葉も必要。
喧嘩言葉を使えないとジダンのようにきれることになる。

親切な人もいた。
(道に迷って困っていると知って尋ねもしないのに
よってきて助言してくれたのだ。)

変な人もいた。乳母車を押しながら近づいてきて
通りすがりに片手をだして金をくれという。

はぁ、名誉会長の言うとおりだわ。
物乞いとは思えない人が突然そういうことをする。
(私たちはどうみてもお金持ちにはみえないとおもうのだが)

ネット利用の失敗
今回の旅の情報はすべてネットで入手しようと思ったが
これが結構つかれる。一番の失敗はぎりぎりになって旅程半ばの
宿をネットでとろうとしたことだ。時差や祝日、予約係りの気まぐれで
返事がおくれ、あせって別の宿をおさえ、二股をかけたりしたものだから事後処理に
大変手間取って、二箇所にキャンセル料をはらうことになり
おまけに旅の後半の情報は現地についてからという
ことになってしまった。

ところがこれが思ったようにいかなかったのだ。
有料だったり、部屋に回線はあるがパソコンがなかったり。

わたしゃパソコンもって旅したくないんだよ。
でもこの傾向はどんどんすすむんだろうね。
おお、いやだ。コンシェルジェに相談すれば
済む話だけど、ロスを少なくするためには
やはり日本にいる間に情報をとるべきだった。

ナポリで博物館にいくならアルテカルタは鉄道なり
空港で真っ先に買うべき。乗車券もついてて便利。
だが売っている場所は少ない。

費用の総括

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